ウェブ人間論 梅田 望夫(著),平野 啓一郎(著)
ご存じウェブ進化論で有名な梅田望夫さんと、芥川賞作家の平野啓一郎さんによる対談です。
実はまだ最後まで読んでません。1.5時間かけて、結局113ページまで。まだ半分残ってます。やはり、対談物は時間がかかります。確かにお二人の対談は面白くて、ためになって、時間も忘れて読みふけってしまうほどなのですが、「で結局、何を伝えたいの?」というのがよく分かりませんでした。もちろん、話している内容は分かります。進化するインターネット、ウェブで生活はどう変わるかが話の中心です。でも結局は、ビルゲイツとバフェットじゃないですが、たぐいまれなる才能を持ち合わせた異分野のお2人が旬のお題に対して話し合う様を遠くから眺めるというのが私の読み方です。
平野さんは、インターネットの歴史あるいは技術的な意味については、それほど明るくはないのですが、さすがに芥川賞作家であって、ご自分のフィルターでネットを語られてしまうと、それだけで読み応えがあるというか、「そういう見方があるのか!」と驚くことさえあります。逆に梅田さんは想像以上にネット住民の方であり、1日8~10時間ネットにつながっていたり、1日300~400のブログを見たり、「ウェブ進化論」の書評に至っては20000~25000ものエントリーを自ら見たといいます。そんなどっぷりとネットに使った生活もしてみたいとおもう、実は根が引きこもりの私です。
ひとつ、強く反応したいところがあって、それは、梅田さんがおっしゃる匿名性という部分なのですが、「子供に有名人と同じ名前を付けておけば検索エンジンに引っかからないようにできる」ということが語られています。私もここは自分の子供に名前を付ける際は、かなり意識しました。ただし、梅田さんとは逆で、少なくともインターネットの世界では苗字と合わせると一意になる漢字を付けました。しかも読み方も一意であり、別の読み方をされないように気を使いました。つまり、読み方が間違われず、漢字でも、アルファベットでも日本で1人になる名前にしたのです。(今後は分かりませんが)
これから、子供に命名する際にはコンピュータやインターネットの世界で、その子供の名前がどう扱われるか、きちんと考える必要があるのではないかと考えています。
ちなみに、私自身も、プライベートでは漢字をちょっとだけ変えています。(読みは同じです)会社などの正式な場面では、旧漢字を、プライベートな場面では新漢字を使っています。ご存じのとおり、コンピュータは旧漢字、新漢字は別々に認識しますので、表と裏を使い分けることができるのです。(別に偽名を使っているわけではないので、やましいところはありません) このあたりは、個人情報の登録の際、名前を一部平仮名にしたり、カタカナにしたりといった技を使っている人は多いと聞いています。
あと半分、また時間のある時にゆっくり読みたいと思います。
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