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仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成(著)

2006 年 8 月 17 日

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

 ボストンコンサルティンググループのシニア・ヴァイス・プレジデントであり、ディレクターを務める内田和成氏による発想法の本です。

 内容はそれほど難しくはありません。題名が表すとおり、(最初は少ない情報で)仮説を立て、その仮説を立証するために作業を進めていけば、早く仕事ができるということです。

 ここでは、棋士の羽生善治氏の本から「直観の7割は正しい」との言葉を引用しています。もちろん、最初は失敗する可能性も高く、7割の成功率もないのかもしれません。しかし、その経験も蓄積され、感がさらに良く働くようになると言います。

 この辺はまさに「第1感」を読むと理解も深まります。

 

 この本で述べられていることは、私にとって、とても納得いく話でした。逆を言えば、「あたりまえじゃないの?」という話も多いのです。

 例えが悪いかもしれませんが、たとえばITのシステムを構築する場合、はじめに(概要)設計書を作成するのですが、これは仮説思考です。ある1つの目的に対し、あれとこれとそれを組み合わせて、スケジュールをこう引いて、何人くらいでプログラミングやテストをすれば出来上がり。と。

 実際に手を動かしていくと、予想していなかった動作をしたり(バグとも言います)、やることが思ったより増えてお金が足りなくなったり、そもそも最初に決めた目的、ゴールが変わったりすることも。

 ITに限らず、どの業界でも仮説思考なのではないかなと思ってみたり。

 そうは言っても、自己流の仮説思考ではなく、この本のやり方を取り入れることで、もっと早く、もっと確実に、もっと説得力のある結論を出せるようになると思います。

 難しそうに見える本ですが、文章はとても読みやすいですし、事例も身近な例が多いので、論理的思考をつけたい方、どうすればトレーニングできるか知りたい方にはお勧めしたい本です。

 

目次

序章 仮説思考とは何か
第1章 まず、仮説ありき
第2章 仮説を使う
第3章 仮説を立てる
第4章 仮説を検証する
第5章 仮説思考力を高める
終章 本書のまとめ



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    1. 2006 年 8 月 19 日 11:47 | #1

      tenさん、こんにちは!
      納得です。とにかく方針を立てて、進めないとという状況が最近増えてきました。
      割り切りも必要だと自分に言い聞かせています。

    2. 2006 年 8 月 21 日 15:50 | #2

      手文庫さん、こんにちは

      最近、どこまで割り切れるかどうかの指標として、「腹をくくれるか」が私の重要な判断基準となってます。
      どんなに中途半端であっても、最後に自分が腹をくくれると判断すれば、そのまま先に進みます。

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