そのまま使える起業の武器! 西村 和弘(著)
この本は、これから起業する方、特に20代の若い方、会社を作るのに何が必要なのかの知識が少ない方にとっては非常に有用な本です。(私も同じ1人です。20代じゃないけど(笑))
逆を言えば、難しいことはあまり書いていません。たとえば、資金計画表や、損益計算書は、たった2ページです。この本が他の起業本と違うのは、著書である西村さんの経験に基づいた事例が具体的に載っている点です。
西村さんは、漢字をテーマにしたTシャツブランド「Anything」を脱サラで始められました。
西村さん自体多くの方を読まれたのか、それともご経験あるいは他の経営者の方からのアドバイスなのか分かりませんが、有名な本に載っている定石も良く押さえられています。たとえば、自社の特徴をよりはっきりさせること、家族や知り合いからではなくお客様からのアドバイスをよく聞くこと、何らかでNo,1になることなどなど、ランチェスター経営もしっかりと。
ちなみに、西村さんも、トム・ピーターズのブランド人になれ!をたまに読み返すそうです。鮒谷さんと同じですね。
この本で気づかされたのは、会社の失敗とは自社の事業だけではなく、起業時の魑魅魍魎の中で足を救われることもあるということ。
たとえば、大手企業との取引で振り回され大きな損失を出したり、異業種交流会参加してみたらセールスマンやネットワークビジネスの勧誘だったとか。
他にも資金を狙った勧誘につかまったり、前の会社や知人から紹介された仕事を受けることになり、結局なんのために会社を辞めたのかわからなかったり、と確かにそういった障害もできるだけ事前に排除しておくことが必要でしょう。そんな等身大の目線で起業について優しく書かれています。
すでに会社をお持ちの方、あるいは、十分勉強した方にとっては、簡単な内容かもしれませんが、もっと現実的な話も知りたい方にはお勧めの本です。
目次
第1章 「3年間1人で続ける」これが起業の“武器”となる!
第2章 これが実践で役立つ“起業の武器”だ!
第3章 起業のネタの見つけ方 成功キーワード編
第4章 自己資金だけは十分に用意しよう!
第5章 起業に面白いほど役立つインターネット活用術・仕事術
第6章 お金も名声もすべて自分に返ってくる!だから起業は面白い
第7章 起業に役立つビジネスセンスを磨く用語集
第8章 会社はこんなに簡単に作れる!
関連してそうな記事:
ありません。



この本も装丁で損している(得している?)一冊のような(汗)。
かなり真っ当な内容なのに・・・。
ところで、ここんとこ3冊続いて「煽り系(笑)」の装丁本が続いてますが、偶然ですよね(笑)?
smoothさん、こんにちは
そうですね。この本は表紙で損していると思います。(ちなみに、この表紙は著者のTシャツブランドのデザインなのかも)
同じ系の本が続くのは偶然です。(笑)
毎朝、本棚の未読本の中からその日の気分で1,2冊選んで持って出かけているだけなのです。
潜在意識的には偶然ではないのかもしれませんが。。。。(笑)