月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」 丸山 学 (著)
昨年出版された「資格で起業」にも利益を向上させるノウハウが書かれていましたが、この本はより「利益モデル」に特化された本です。エイドリアン・J・スライウォツキーのザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかを読むのを途中で挫折した私でもすんなり読めます。
まずは、利益を上げることと「労働の対価」の違いを理解すること。その上で利益を上げるための10のモデルが分かりやすい事例と合わせて紹介されています。
付加価値をつけることで、利益率を今まで以上に向上させ、その上、お客様が離れられなくなる仕組みを作ることができます。それは、商品の価格や質だけではなく、売る側をハブにした顧客同士のコミュニティも買う側にとっては大きな付加価値となりうるのです。
売る側にも効率化を上げる仕組みは必要です。一例としてノウハウを複数の異なる顧客層に売る考え方で、本書では「コピー型利益モデル」と呼んでいます。それ以外にも分かっているようで、実は理解していない仕組みが Yahoo! や金森重樹さん、トレンダーズの経沢香保子さん他、最近の成功例をその利益モデルに当てはめて説明しています。
この本を読んで、いくつもの事業アイデアがわいてきました。それもワクワクするくらいに。既に事業をされている方には改善策も見えてくるでしょう。
言われてみれば納得なのですが、このように分かり易く体系立てて解説された本は少ないと思います。この本を読んで、いろんなアイデアを考えるのは楽しいです。それが現時点では自分の妄想であっても。
まさに、丸山さんが言われる「利益モデルがある会社は美しく稼ぐ」ための本です。
目次
1 フライングスタート型利益モデル
―ライバルがようやくスタートの体勢に入ったとき、その横をTOPスピードで駆け抜ける
2 小さなYahoo!をめざそう型利益モデル
―狭い業界で玄関(ポータル)になれ!
3 信頼貯蓄型利益モデル
―キャッシュ・ポイントをずらせば利益が生まれる
4 引力増大型利益モデル
―価値が集まり出すと、そこにさらなる価値が生まれる
5 顧客継続成功型利益モデル
―顧客を2階に上げてハシゴを外す!?
6 コピー型利益モデル
―ひとつの資源を、余すところなく使いまわせ!
7 安心快適型利益モデル
―無形の空気を利益に変えろ!
8 顧客密着型利益モデル
―顧客の自己重要感を満たせば利益が生まれる
9 ブランド型利益モデル
―差異性がないビジネスでは苦戦必至
10 その他の利益モデル



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