勝ちたければ現場をつかめ ! 藤巻幸夫(著)
元伊勢丹のカリスマバイヤー、最近では民事再生法を適用した福助の社長に就任し、1年で黒字転化させ、現在はイトーヨーカ堂取締役執行役員の藤巻幸夫さんの著書です。
火曜日に中島孝志先生の「原理原則研究会」でジャンケンに勝ち(笑)、戴いてきました。そこでも人気の高かったこの本、藤巻氏が直接自分に話してくれるような口語体の文章が親近感を沸かせてくれます。
ここでもまた私が目にしたのは、時間をメモる事。藤巻さんはその日の出来事を見開き2ページのスケジュール表の右側に何でもメモしておくと言います。1週間後に再度見直し、内容を整理分析し、それを1枚のシートにする。
「読むべき(読んだ)本」「気に入った言葉(だれそれの発言)」「素敵な店」・・・分類は自分流でかまわないから、ポイントを整理して1枚のシートにするといい。1年間この作業を続けると、53枚のシートができる。
(略)
1年間の思考内容、行動パターン、生かした情報や生かせなかった情報、積極的にかかわったことやそうじゃなかったこと・・・・全て53枚のシートから読み取れる
まさに、経営者の条件 や 私はどうして販売外交に成功したか で言っていたことと同じ。記録の重要性はここでもいやおう無しです。
さすがカリスマバイヤーだけあって、伊勢丹のバーゲン売り場を担当していた下積み時代はテストの連続です。5分に一度ディスプレイを替えて、お客の反応を見る。仮説を立てたらすぐにやってみて、1つずつ結果を実証していく毎日。コンサルタントの言うことや本に書いてあることをそのまま鵜呑みにするのではなく、全て実証してみるという行動はまさに「勝ちたければ現場をつかめ!」そのものです。
文章の間隔も広めで、とても読みやすいのですが、見返してみるたびに新しい発見があります。さりげなく書かれていて最初は気にも留めていなかった文章が何度目かに急に目に入って来ます。自分ブランドの作り方、目標設定のやり方、色々な視点で何度も読み返しています。
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