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2006 年 1 月 23 日 のアーカイブ

アイデア超・発想法 最初に浮かんだ案は今すぐ捨てろ! 二木紘三(著)

2006 年 1 月 23 日

アイデア超・発想法 最初に浮かんだ案は今すぐ捨てろ!―「頭がいい人」の発想力が身につく本 パンドラ新書
アイデア超・発想法 最初に浮かんだ案は今すぐ捨てろ!―「頭がいい人」の発想力が身につく本

 ちょっと刺激的な題名ですが、いくつアイデアが浮かんでも、最初に出たアイデアはどうせ誰でも考え付くことで、独創的では無いので捨ててしまっても問題ないと。本当に良いアイデアは「もうこれ以上何も浮かんでこない」状況から始まるのだということです。

 この本は多くのアイデア発想法が紹介されています。私も何冊か発想法に関する本を読んだ事がありますが、初めてお目にかかる方法も多いです。

 いくつかポストイットでメモした箇所を紹介します。

■発想法

「アイデアを発想する前に、まず問題が何かをはっきり認識せよ、さらに問題の特性を具体的に絞り込め」

 具体的な目標を考えることによってアイデアは出やすくなるということですね。

視野を広げるために「積極的に異文化の人たちと交流し、異文化の情報を入手することです。これを続けることによって、視野が広くなり、アイデアが生まれやすくなります」

 確かに、普段の生活でお会いできない方とお話しすると、後でいろんな発想がわいて来るようになります。

「質が高いかどうかにかかわらず、数多くアイデアを考えているうちに、新しいことを考える回路が脳の中に形成されます」「自分のなかに新しい事を考える回路ができていないと思う人は、エジソンやその部下たちと同じように、「アイデア・ノルマ」を自分に課したらどうでしょうか?」

 まさに、ポケットアイデアマラソンの方法ですね。ほんと、この方式に慣れるとアイデアが出やすくなります。

「独創的なアイデアが特に必要なアイデア生産は、歩きながら行ったほうが成果が得やすくなります」

 これも確かに歩いている時のほうが突飛なアイデアが出てきますね。問題は、すぐメモる事をしないと、すぐに忘れてしまうということです。

■A・F・オズボーンのチェックリスト

 A・F・オズボーンは有名なブレインストーミングの考案者です。オズボーンが提唱したのがこのチェックリストで、アイデアがほしいときに以下の切り口で1つずつ照らし合わせながら試していく方法です。本書ではオズボーンの9項目のほかに「切り取り」という項目を加えて10項目にしています。

転用 - 他の使い道は?
応用 - 成功例を真似したら?
変更 - どこかを変えたら?
拡大 - 拡大したら?
縮小 - 縮小したら?
代用 - 取り替えたら?
再配列 - 入れ替えたら?
逆転 - 逆にしたら?
結合 - 組み合わせたら?
切除 - 切り取ったら?

 どのような課題に対しても適用できるという方法ではありませんが、このような切り口で考えれば面白いアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか?

■中島孝志先生の原理原則研究会

 ちょうど先週火曜日の原理原則研究会で、発想力について講義を受けて来ました。(中島先生のブログでちょっと触れてらっしゃいます)
 その中の話で、「ふしぎに思う」とそのテーマがなぜか目についたり、飛び込んでくるようになるというのがあったのです。今回この本を手にとったのは、私がその時のテーマであった発想法について気にかかっていたからなのだと思います。

 この本にはオズボーンのチェックリスト以外にも面白そうな方法がいくつも載ってますので、発想法に興味のある方にはお勧めです。事例も豊富で文章も読みやすいです。

■このブログで関連したエントリー

ポケット・アイデアマラソン手帳’06 とアイデアマラソンセミナー
アイデアのつくり方
アイデアのヒント

目次

第1章 アイデアはどのようにして生まれるか
(アイデアは「問題の認識」から生まれる;アイデアが生まれるプロセス ほか)
第2章 発想力がどんどん伸びる生活習慣
(自分の創造性のタイプをチェックしよう;発想力は鍛えれば鍛えるほど伸びる ほか)
第3章 煮詰まったときパッと「ひらめく」考え方
(切り口を決めてから考える;ほかに使い道はないか考える ほか)
第4章 アイデアを次から次に量産する発散思考
(発想法を使えばアイデアが出やすくなる;まず発散思考、次に収束思考 ほか)
第5章 収束思考で抜群のアイデアを抽出する
(収束思考の基本的な方法;アイデアをどんどんカードに書いていく―KJ法 ほか)



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