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2006 年 1 月 16 日 のアーカイブ

iPod nanoのフラッシュメモリは600円だった

2006 年 1 月 16 日

データでわかるモノの原価
データでわかるモノの原価

 iPod nano(2GB)のフラッシュメモリは 5ドル(約600円)だった。(フラッシュメモリは韓国サムソン製)

 あの薄さで2万1800円なんて、かなり安いと思っていた iPod nano の製造コストは、なんと1万円、粗利益1万2000円。サムソンは自社製品をアピールするために、こんな安さにしたと思われますが、アップル(というかiPod)の影響力はやっぱりすごい。

 他にも、化粧品の製造原価率は 0.001%。口紅なんて原材料自体は10円なんだとか。(製造原価は5%, 容器代 10%)

 逆に、ガソリンは半分は税金で、ガソリンスタンドの粗利は1リットルあたり 13.3円程度とか。これでは、30リットル入れても400円の利益にしかならない。

 100円ショップの場合、電化製品の原価率は60~90%、カップめんは80%などの原価率が高い品物を買うのが狙い目かも。コップなどは10~20%、文具は30%程度とか。それでも既製品と比べると安いけど。

 原価だけではなく、各業界の興味あるデータが載っています。

 いままで、知りたくても知りえなかった、各小売業界の内情を知ることができます。実際、価格なんて、原価や卸値に関係なく、逆に高くしたほうが売り上げも上がると言われる戦略的な手法もあるので、消費者にとっては何が高くて、何が安いかの判断も付け辛くなっています。この本を読めば(眺めるだけでも)何に基準を置けば良いのか分かります。

 まえがきからそのまま引用しますが、「原価を知れば、商売のカラクリはもちろん、社会の仕組みまで見えてくるのである。」は、この本を読むと納得します。



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