使える 弁証法 田坂広志(著)
弁証法って何?と言う方は多いと思います。私はこの本を読むまでは一度も聞いた事はありませんでした。本を読んだ後でも、「ヘーゲルの弁証法って何?」と聞かれて正確には答えられないです。それでも、本書では著者である田坂広志氏の解説として現代の事例が多量に紹介され、非常に分かりやすく書かれています。
田坂広志氏は、「未来を予見するとき、特別な調査や分析は行っていません」それでも、未来が見えるのはこの弁証法を使っているからだと言います。
弁証法において最も役に立つ法則は、「物事は、螺旋的に発展する」ということです。「世の中の全ての物事の進歩や発展は、右肩上がりに一直線に進歩・発展していくのではない。あたかも螺旋階段を上るようにして進歩・発展していく」のです。
螺旋階段を上るとは、横から見ると上に上がっているが、上から見ると、ぐるりと回って元の場所に戻ってくるように見える。「すなわち、「進歩・発展」と、「復活・復古」が、同時に起こる。」ことを意味します。
本書では、この法則について、電子メール、ナレッジ・コミュニティ、コンビニエンスストア、オンライン・トレーディングなどを例に詳しい説明がなされています。
他にも弁証法の4つの法則の使い方について事例を交えながら、非常に納得のいく説明がされています。
200ページ弱で、しかも、びっちり書かれていないので1時間半もあれば読める本ではあります。しかしながら、どこも冗長な記述はなく、何度も読んで方法を会得したいと思わせる非常に価値のある本です。
(2005/12/11 読了)
■他にも読んだ田坂氏の本の感想
知的プロフェッショナルへの戦略―知識社会で成功するビジネスマン11の心得
なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得
P.S. 1週間以上ぶりの更新となりました。ちょっと仕事がバタバタしています。
ありません。



tenさん、こんにちは!
面白そうな本ですネ。
ヘーゲルって、聞いたことはあるような・・・。
という感じですね。
ニタさんこんばんは
コメントありがとうございます。
言い忘れましたが、土井さんのセミナーで紹介されていた本です。(どのように紹介されていたかは忘れてしまいました(笑))
田坂広志さんも是非お会いしたい方の一人になりました。
Tracked on 2006年09月06日 01:04
でトラックバックをした
ひなみっくすです。
なぜか文字化けを起こしているようで
申し訳ございません。
直し方がわからないので、
このままにさせて頂いています。
ひなみっくすさん
わざわざご連絡ありがとうございます。
文字化け、なぜでしょうね。
私の方でも調べます。
これに懲りずにまたお越しいただけると嬉しいです。