読書について ショウペンハウエル(著)
2005 年 10 月 18 日
この本も成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方の序章で紹介されており、土井さんが「今まで得てきた読書に関する考えの全て入っている」と言われている名著です。
「読書について」は薄い文庫本なのですが、少し読み進めるだけで、何度も頭をガツン、ガツンと叩かれます。
ここでは、最初にガツンと叩かれた箇所を引用します。(ちょっと編集しました。)
読書は他人にものを考えてもらうことである。読書の際には、ものを考える苦労はほとんど無い。
そのため、ほとんどまる一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失っていく。
紙に書かれた思想は一般に、砂に残った歩行者の足跡以上のものではない。歩行者のたどった道は見える。
だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、自分の目を用いなければならない。
重要な書物はいかなるものでも、続けて二度読むべきである。
それというのも、二度目になると、その事項のつながりが良く理解されるし、既に結論を知っているので重要な発端の部分も正しく理解される。さらに、二度目には最初とは違った気分で読み、違った印象をうけるからである。
「読書について」の部分は、文庫本でたった21ページ、それだけですが、読書に対するを改めて考えさせられる本です。是非一読をお勧めします。
ちなみに他2編のうちの「思索」も同時に読むと、より理解が深まります。
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